美医食同源とは
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美医食同源の美とは
とってもデリケートなお肌の構造
皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3層からなります。最も外的刺激をうける表皮は、わずか0.1mm~0.2mmという薄さ。皮膚細胞は表皮の最下層で生まれて約28日間で角質層まで押し上げられ、やがて剥がれ落ちていきます。これが皮膚のターンオーバー(新陳代謝)。この周期が乱れると、肌の潤いやなめらかさが失われ、ハリと弾力を失ってしまうのです。
十人十色の肌づくり
一人ひとり顔が違うように、お肌だって十人十色。性質やコンディションが異なっても、大切なのはターンオーバーが正しく機能していること。紫外線・乾燥・酸化などの外的要因、体調・ストレス・食生活・ホルモンなどの内的要因によってターンオーバーが乱れると肌のトラブルに。自分の肌の状態を知り、正常なサイクルをよみがえらせることが美肌への近道です。
よい化粧品との出会いが第一歩
肌は本来、健康であろうとする力をもっています。その力を引き出す役目を担うのが化粧品ですが、自分に合うかどうかを見極めるのは困難です。毎日、肌に直接つける化粧品は直接的な外的環境。イメージにまどわされず信頼できる化粧品に出会うこと、それが美しい肌への第一歩です。
美医食同源の医とは
自然治癒力を高めること
わたしたちの身体には生まれながらにして健康を維持しようとする力(自然治癒力)が備わっていて、その働きが強いか弱いかは生まれてからの生活環境に影響されることが多いと言われています。加齢、ストレス、食生活、生活習慣・・・等、免疫機能が低下する原因はさまざまですが、「バランスのよい食事」「適度な運動」「質のよい睡眠」など、心掛け次第で本来持っている力を維持向上させることが可能です。
笑う門には福来る
「病は気から」とのことわざもありますが、悩みや心配ごとから体調を崩したり病気が治りにくかった経験はありませんか?心と身体が密接な関係であることは医療の現場でも認められています。気持ちがすべてではありませんが、“笑う”ことで身体の免疫力がアップするとも言われていますし、あまりくよくよせず、明るい気持ちで笑顔で過ごしましょう。
癒しの治療
「医」の訓読みは「いやす」ですが、病気や傷をなおしたり苦痛を和らげるだけでなく、心を癒すこともまた治療となります。自分の癒しは何なのか、何をしている時が幸せなのか?自分の心と向き合う時間を大切にしましょう。
美医食同源の食とは
肌も健康も食べることで養われる
わたしたちの身体も髪も爪も、食べてきたものでつくられています。きれいのためには、ビタミン・ミネラル・たんぱく質、食物繊維などをバランス良く摂ることが第一。ビタミン・ミネラルは1つでも足りないと、桶から水がもれるように他の栄養素も十分に働くことができません。肌が気になる方、体調が気になる方、まずは食事を見直してみましょう。
健康で美しくなる食材とは
食物も生きています。豊かな大地でのびのびと育った野菜や食肉、美しい海からていねいに水揚げされた魚は、おいしいだけでなく自然のパワーを感じます。漢方や薬膳も同じです。「どんな食材を選ぶか、どう食べるか」を大切にしましょう。
楽しく食べる人はきれいになる
食の記憶は鮮明です。楽しく食事をした後は、心地よい満腹感と幸福感に満たされます。「おいしい」と感じた時に脳から分泌される神経伝達物質は、精神の安定や体の各器官にも大きな影響を与えるといわれています。良い食材でつくられた料理を楽しく食べることは、心も身体も美しくしてくれるのです。